UVC( 紫外線 ) 除菌システム
わたしたちは日頃から、閉ざされた空間、 例えばオフィスや学校、 飛行機やショッピングモールなどで、長い時間を過ごしています。
しかし、このような公共スペースで私たちが吸い込む空気は、決して安全とは言えません。限られた空気中を細菌やバクテリア、花粉、タバコ等の煙や有毒ガスが循環し続けることが多いからです。
例えば病院では、空気の汚れが深刻な問題となるケースがあがっています。一般的に、院内に滞在している10%の患者に院内感染の可能性があると指摘されています。インフルエンザやカビ、肺炎やブドウ球菌など、感染症の原因となる物質の20%は空気中を浮遊していて、実際、飛沫感染は人間の身体や経済活動に大きな被害を与えています。結核は100%が飛沫感染です。
LUXIBEL ラクシベルの紫外線 (UVC) による空気除菌ライト・システムは、安全で信頼性が高く、このような空気清浄に関わる様々な問題に、サステナブル ( 持続可能 ) なソリューション ( 解決策 ) を提供します。
また、LUXIBEL ラクシベルの UVC( 紫外線 ) 除菌システムのシリーズ数々を食品や飲料の生産工程で使用することで、空気消毒に加え、製品に触れることなく食品や飲料自体を消毒したり、室内、ホール内、バスや飛行機などの公共交通機関の車内、機内の空気に触れている部分を直接触れることなく消毒することが可能です。消毒液が使用できない場所やモノ、広範囲にわたる除菌作業を効率よく、短時間で行うことができます。
LUXIBEL の空気除菌システムは、空中の病原菌からあなたを守り、紫外線の力で、より安全で健康的な室内環境を提供します。
Phillips Lighting 社から引き継がれた質の高いヨーロッパ製です。
新型コロナウイルス感染症 防止効果について
空気中の汚染物を UVC で除去することで、 新型コロナウイルス感染症を防げるのでしょうか?
国際紫外線協会( IUVA )は、近年の除菌データや実証されている研究結果に基づいて、UV (紫外線)による除菌技術が新型コロナウイルスやSARSなどの感染病の原因となるウィルスの除去、感染症の予防に多様な役割を果たすという見解を表明しています。紫外線の消毒効果は、紫外線が正しく適用された場合、ウイルスとの接触時における感染リスクを軽減することで知られています。
資料:Signify(Philips Lighting)とボストン大学のCovid19に対しての検証
公共スペースでの活用
照明業界のリーダー的存在であるオランダのSignify(シグニファイ)社は、米国ボストン大学の生物化学施設であるEmerging Infectious Diseases Laboratories (NEIDL) と共同で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因となるSARSコロナウイルス2(SARS-CoV-2)の
不活化に対して、Signify社のUV-Cライトが有効であることを立証しました。
資料:Signify(Philips Lighting)とボストン大学のCovid19に対しての検証
コロナ・パンデミック ( コロナ禍 ) 以来、ボストン大学医学部の微生物学分野の准教授である Anthiny Griffiths( アンソニー・グリフィス )博士と研究チームは、彼らの研究分野の科学的な成果を活かした、パンデミックに対抗できる製品の研究に取り組んできました。チームは研究の過程で、Signify 社の UV-C ライトから採取した異なる線量の光源を用いて、様々な条件下で UV-C ライトの不活化効力を測定しました。
チームが 5mJ/cm2 の線量でテストした結果、SARS-CoV-2 ウイルスは6秒で 99%減少しました。この測定結果に基づいて、22mJ/cm2 の線量では25秒で 99. 9999%、ウイルスの減少をもたらすことが判明しました。
「私たちの測定結果は、UV-C 光源がある一定の線量を超えると、ウイルスが完全に不活化することを示しました。わずか数秒のUV-C 放射で、ウイルスが検出されなくなったのです。この発見に私たちはたいへん高揚しています。今回の私たちの発見によって、COVID-19 の蔓延を防ぐ製品の開発に拍車がかかることと、大いに期待しています。」と、グリフィス博士はコメントしています。
Signify 社は、UV-C ライトにおいては業界のリーダー的存在であり、35年以上に渡って UV 技術の最前線に立ってきました。そして Signify 社の高度な安全基準に沿った UV-C ライトの設計・製造・設置は、今も新たな実績をつくり続けています。
Eric Rondolat 氏 (Signify 社 CEO) コメント:
「コロナウイルスとの戦いにおける、ボストン大学の実りある協力に満足しています。
ボストン大学は、多くの企業や研究機関がウイルスのない環境づくりを模索している中、我が社の UV-C ライトの有効性を立証しました。そして我が社は、コロナウイルスとの戦いをとめる技術の進歩を考えた上で、我々の保有する技術を独占的に保持するのではなく、ほかの照明会社も利用できるようにしていくことにしました。
また、現在のウイルス除去の必要性の高まりに対応するため、今後、数ヶ月以内で自社製品の生産量を増やしていきます。」